月次レポートを読み解き、顧客への保守報告に

URL応答、SSL証明書、ドメイン期限などの点検結果を、顧客ごとの月次レポートにまとめます。対象期間内の最後の結果を読み取り、対応が必要な項目を確認してから、PDFやHTMLで共有できます。

有料プランは初回30日無料

最初に、期間・件数・サイト別結果を読む

レポートは、集計時に対象となるサイトと有効な点検種別ごとに、指定期間内の最後の結果を1件ずつ採用します。点検結果を保存した報告資料なので、後日の点検で明細が自動的に最新状態へ置き換わることはありません。

  • 対象期間:その期間内の結果を読みます。生成日の点検結果や、閲覧時点の現在の状態とは区別してください。
  • 件数サマリー:「緊急」「要確認」「正常」「未チェック」の件数は点検項目の数です。サイト数や障害の発生回数ではありません。
  • サイト別結果:要約まで読みます。URLの応答、SSL期限、ドメイン期限は、それぞれ別の確認事項です。
  • 未チェック:期間内に結果がない項目も含まれます。取得不能の結果と区別するため、要約を確認してください。正常と読み替えないことが大切です。

総合判定は緊急、要確認を優先します。ただし正常の項目と未チェックの項目が混在すると総合判定が正常になる場合もあるため、件数と明細をあわせて確認してください。

月の途中に異常があっても、最後の結果は正常になり得る

架空例として、9月10日にURL応答で異常があり、9月30日の最後の点検では正常だったサイトを考えます。9月分のURL監視の明細は、9月30日の正常結果になります。

この「正常」は、9月を通じて一度も異常がなかったという意味ではありません。期間中の全障害、障害の継続時間、稼働率を集計するレポートではないため、途中の異常や復旧の経緯は点検履歴で確認して報告に補足します。

顧客に渡す月次レポートは、どんな見た目ですか?

数値は架空です。実際のレポートは、登録した公開URLの点検結果から、この形でまとまります。

サンプル(架空のデータ)

Webサイト監視レポート

顧客名 サンプル制作株式会社
対象期間 2026年9月1日 〜 2026年9月30日
総合判定 要確認
レポート生成日 2026年10月1日

件数サマリー

対象サイト数 緊急 要確認 正常 未チェック
2 0 1 5 0

サイト別チェック結果

コーポレートサイト

https://www.example.com

チェック種別 判定 要約
URL監視 正常 HTTP 200 / 180ms
SSL証明書 正常 SSL証明書は有効です (残り120日)
ドメイン期限 正常 ドメインは有効です (残り200日)

採用サイト

https://recruit.example.com

チェック種別 判定 要約
URL監視 正常 HTTP 200 / 240ms
SSL証明書 要確認 SSL証明書の有効期限まで残り18日です
ドメイン期限 正常 ドメインは有効です (残り200日)

本レポートは運用チェックの結果報告であり、セキュリティ監査や脆弱性診断の証明書ではありません。

見本の「要確認1件」から、何を伝えるか

上の見本は2サイト、各3項目で合計6項目です。「正常5件・要確認1件」は、5サイトが正常という意味ではありません。採用サイトのSSL証明書が残り18日のため、1項目が要確認になっています。

報告するときは「採用サイトの証明書更新を確認する」と対象と対応を具体的にします。見本の残り18日は対象期間内の点検結果です。送付時点でも18日残っていると受け取られないよう、最新の点検結果を確認してください。

この見本はURL・SSL・ドメイン期限の3種に絞っています。実際に載る項目はサイトの点検設定やプランによって異なります。

内容と宛先を確認してから送る

  1. 生成済みレポートを開く

    月次レポート一覧から対象の顧客・期間のレポートを開き、サイト別の結果と未チェックの有無を確認します。現在の状態を確かめるときは、サイトの最新結果も確認してください。

  2. PDFと送信先を確認する

    必要に応じてPDFを生成し、ダウンロードして内容を確認します。送信先は対象フォルダの「連絡先メール」です。担当者の変更や入力間違いがないか確認してください。

  3. 手動送信し、送信状態を見る

    PDFが生成済みで連絡先メールが設定されていれば、送信操作ができます。メールにはPDFとHTML共有リンクが含まれます。送信後はレポートの送信状態を確認します。

PDFとHTML共有の使い分け

  • PDF:作成済みのファイルをダウンロードして渡せます。顧客に渡す前に、対象月と内容を確認してください。
  • HTML共有:発行したリンクから、ログインなしでレポートを閲覧できます。有効なリンクを知っている人が閲覧できるため、共有先を確認して渡してください。
  • 共有停止・再発行:共有停止するとリンクから閲覧できなくなります。再発行すると以前のリンクは無効になります。送付済みのPDFは共有停止の対象にはなりません。

メール送信時にもHTML共有リンクを発行します。すでに共有している場合はリンクが再発行されるため、過去に案内したリンクは使えなくなります。再送後は新しいメール内のリンクを案内してください。

自動生成と自動送信を分けて設定

自動生成は、対象顧客の前月分を毎月作成する設定です。有効なサイトがある顧客を対象とし、同じ期間のレポートがすでにあれば重複して作りません。

自動送信は対応プランで顧客ごとに有効化し、初期値はオフです。連絡先メールとPDFの準備が必要です。送る前に毎回内容を確認したい顧客は、自動送信をオフにして手動送信する運用にできます。

新規レポート・PDFの作成、メール送信、HTML共有リンクの作成・再発行には月次レポート対応プランが必要です。Freeプランでも、既存レポートの閲覧、作成済みPDFのダウンロード、HTML共有の停止はできます。自動送信や表示名・ロゴ変更の範囲は最新の料金ページで確認してください。

報告に添える、担当者の確認事項

月次レポートは運用点検の結果報告です。セキュリティ監査や脆弱性診断の証明書ではなく、すべてのページや機能の正常動作を証明するものでもありません。

警告への対応予定、実施した更新作業、期間中の異常と復旧など、点検の要約だけでは伝わらない事実を確認して補足すると、顧客が次の対応を判断しやすくなります。制作会社の顧客サイト監視とあわせて、日々の確認から月次報告までの役割を決めておきましょう。

よくある質問

月次レポートは、期間中の障害をすべて集計しますか?

サイトと点検種別ごとに、対象期間内の最後の結果を1件ずつ採用します。障害の総発生回数や継続時間、稼働率を集計するものではありません。途中の異常と復旧は点検履歴で確認してください。

無料プランでも月次レポートは作れますか?

Freeプランでは新規レポート・PDFの作成、メール送信、HTML共有リンクの作成・再発行はできません。既存レポートの閲覧、作成済みPDFのダウンロード、HTML共有の停止はできます。自動送信を含む最新のプラン差は料金ページで確認できます。

顧客へ送る前に確認できますか?

自動送信をオフにし、対象期間、サイト別結果、PDF、対象フォルダの連絡先メールを確認してから手動で送れます。自動送信は対応プランで顧客ごとに有効化する設定で、初期値はオフです。

HTML共有リンクは、誰が見られますか?

有効なリンクを知っている人はログインなしで閲覧できます。共有を停止すると閲覧できなくなり、再発行すると旧リンクは無効になります。メール送信でもリンクが発行され、すでに共有済みの場合は旧リンクが無効になります。

まずは無料で始める

公開URLを登録するだけで点検を始められます。有料プランは初回30日無料です。

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